越前市にあるワイナリーでは、自分たちで育てたブドウを使った新酒「越前ヌーボー」が20日から初めて販売されました。
武田祐季アナウンサー:
「鮮やかな赤色!フルーティーで花のような華やかな香りです。原料がぶどうだけということで、ツンとする感じがないです」
このワイナリーは、越前市内で電子部品・金属加工の会社を経営する西野恒樹さんが地域を活性化させたいとおととし1月にオープンしました。
土壌改良に取り組み、日本の気候では難しいとされるワインの本場ヨーロッパ系の品種のブドウの栽培を可能にしました。
西野さんは「うちのワイナリーでワインを飲んでいただきながら良さを知っていただきたい。その土地の良さ、ポテンシャルを知っていただきたい。(越前ヌーボーは)越前のものと合わせていただきたい。たとえば甲殻類。カニやエビと合わせると一層おいしく飲んでもらえる」と話します。
「越前ヌーボー」は50本の数量限定で、店頭・オンラインで販売されるほか、併設するレストランでも提供されます。