県立大学に、AI=人工知能のサービスを提供する大学発のベンチャー企業が誕生し、20日、認定式が行われました。
県立大学に新たに生まれたベンチャー企業の名前は「フクイAIシステムズ」です。
20日は、岩崎行玄学長からフクイAIシステムズの社長を務める情報センターの村田知也准教授に認定書が手渡されました。
「フクイAIシステムズ」は、地域に密着したAIサービスの提供を目指していて、オーダーメードのAIシステムの開発や、中小企業や自治体に向けてAI活用の提案を行います。
村田知也准教授は「低コストで、導入が簡単でセキュリティも安全なものを提供していきたい」と意欲を語りました。
大学発のベンチャー企業は、学内での研究成果を生かし、社会に貢献する事業に対して大学が支援を行い起業するものです。
これで県立大学発のベンチャー企業は5社目となります。