ラオスを公式訪問中の天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは18日、歓迎の晩さん会で初めて「おことば」を述べられました。
ご自身が主賓となる初めての晩さん会。
愛子さまはラオス語で「どうもありがとうございました。乾杯いたしましょう(コー・コープ・チャイ・ラーイ、ニョック・チョーク)」とあいさつされました。
愛子さまはラオス語のレッスンも受け、両陛下にも相談しながら、思いが伝わるよう、当日まで何度も推敲を重ねられ、晩さん会を主催した国家副主席は何度も頷きながら耳を傾けていました。
通訳も合わせると17分間にも及び、側近によりますと、愛子さまは途中で長すぎたと感じ、意識的に読みあげるスピードを速めるなど、ラオス側を気遣い落ち着いて対応されていたということです。
また、「果てしなく続く悠久のメコン川の流れのように、どこまでも発展していくよう願っています」と、ご自身を含めた若い世代が両国の絆を受け継ぐ思いも示されました。
国際親善初のおことばは、メコン川と共に暮らし、文化を育んできたラオスの人々の心に寄り添うものとなりました。
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