わずかな量なのですぐにへたってしまうことはないが、頻繁に羽毛が抜けると次第に本来の暖かさがなくなってしまう可能性もある。

そのため、“羽毛が抜けにくいように加工した生地”を使った製品がお勧めとなる。モンベルをはじめとする多くのメーカーは、生地に“ダウンプルーフ”という特殊なコーティング加工を施し、羽毛の飛び出しを抑えている。

毛が抜けにくい加工が施された生地は長持ちしやすい(特集班撮影)
毛が抜けにくい加工が施された生地は長持ちしやすい(特集班撮影)

「ただし、見た目だけでは判断できないので、店頭のスタッフさんに質問してみたりホームページで製品情報を調べみるとよいかもしれません。加工されていない製品がNGというわけではありませんが、できるだけ長く愛用できる製品を選びたい場合は意識してみてください」

“襟”と“ボタン”も重要

“暖かさ”と同じくらい重要なのが、“重ね着しやすさ”。どうやって見極めればいいのか。

注目すべきは襟の形だ。

「スタンドカラーと呼ばれる襟が高いタイプだと、コートなどを羽織った際に首周りがもたついてしまいます。ラウンドネックと呼ばれる丸首のタイプや、Vネックタイプの製品のほうが重ね着しやすくお勧めです」

また前がファスナーで開閉する製品や厚手のボタンが付いている製品なども、重ね着した際はかさばりがち。できるだけ薄めのボタンが付いた製品を選んだほうが、ストレスなく重ね着できるはずだ。

薄いボタンが付いた製品は重ね着してもかさばりにくい(特集班撮影)
薄いボタンが付いた製品は重ね着してもかさばりにくい(特集班撮影)

「一方で、スタンドカラーやファスナーは風が入りづらいというメリットもあります。襟の形やファスナーの有無は、アウターとインナーのどちらをメインで着たいかによって、柔軟に選んでみてください」

基本はジャストサイズで

最近ではあえて大きめなサイズの服を着るスタイルが人気だが、インナーダウンの場合は注意してほしい。