全日本ノービス3連覇を果たした金沢純禾が今年ジュニアデビューした。
国際大会デビュー戦となったJGPイタリア大会では、ショートでノーミスの演技を披露し、いきなり優勝。続く2戦目ポーランド大会でも4位と健闘し、初のJGPファイナルに駒を進めた。
西日本選手権では、今年から構成に組み込むトリプルアクセルをダウングレードの判定ながら片足で着氷。ガッツポーズの演技で初出場ながら3位表彰台に輝いた。
そんな金沢の武器は、トリプルアクセルの練習で培った高さと幅があるジャンプ。特にショートとフリー両方に組みこむ3回転ルッツー3回転トーループのコンビネーションジャンプに注目だ。
全日本ジュニアで目指すのは「ノーミスの演技で全日本選手権の推薦出場」を決めること。「いい状態でこれている」と波に乗る13歳の活躍に期待したい。
“二刀流”の櫛田育良からも目が離せない
2年連続で全日本ジュニア表彰台に上がる櫛田育良からも目が離せない。
今年5月に島田高志郎とアイスダンスカップルの結成を発表し、シングルとの二刀流で挑む今シーズン。
西日本選手権兼アイスダンス予選会では、3日間でリズムダンス、フリーダンス、ショート、フリーの4つの演技をこなし、全てで1位を獲得。
最後の演技となったフリー後は、「さすがに足にきていたけど、ミスを最小限に抑えて滑り切れた」と笑顔で振り返った。
2冠を達成し、勢いをつけて臨む全日本ジュニア。 “いくらワールド”全開の見る人を引き込む演技で、3年連続の全日本ジュニア表彰台を狙う。
そして、東日本を制覇した髙木謠。
2024年ユース五輪で3位となった実力者だが、去年は波乱の展開に。去年の全日本ジュニアでは、ショートとフリーでミスが重なり総合14位と悔しい結果に終わってしまった。
3年連続の全日本推薦出場への道が絶たれ失意に沈んだ昨季。今季は、JGPで7位と結果が振るわずも東日本で初優勝と弾みをつけ、今大会でリベンジに挑む。
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全日本ジュニアへの道はこちら
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