今季飛躍を遂げる岡万佑子
圧倒的強さを誇る島田に迫るのは、同じ木下アカデミーで練習を積む岡万佑子。
今季JGPトルコ大会で国際大会デビューを果たすと、自己ベストの199.17点をマークし優勝。2戦目のJGPアゼルバイジャン大会でも2位表彰台に上り、JGPファイナル出場を決めるなど、今季飛躍を遂げている。
岡の最大の武器は柔軟性を活かした独創的なスピンと表現力だ。
新プログラムのフリーは、初タッグを組むケイトリン・ウィーバー氏振り付けの『Some Bright Morning』。
柔軟性を活かした振り付けをスピード感ある滑りで表現する「卵から鳥になって羽ばたいていくイメージ」のコレオシークエンスに注目だ。
去年の全日本ジュニアでは、フリーで巻き返して7位につけた岡は、初の全日本選手権推薦出場をつかんだ。
「ショートとフリーともにノーミスの演技がしたい」
去年から挑戦を続けるトリプルアクセルを成功させ、初の表彰台を目指す。
日本勢最速でJGPファイナル決めた岡田芽依
今季絶好調の岡田芽依、16歳。
2年連続出場となったJGPシリーズは、1戦目のリガ杯で会心の演技をみせ初優勝。
続くバンコク大会でもキレのあるジャンプを次々と決め、ジュニア女王・島田に次ぐ2位表彰台にのぼり、日本勢最速で、初のJGPファイナル進出を見事決めた。
去年の全日本ジュニアでは、緊張からショート21位と出遅れてしまった岡田。
そこから気持ちを切り替え、フリーのみで3位と会心の演技で驚異のジャンプアップ。総合8位で全日本選手権初出場を果たした。
さらに、国内戦ではフリーでトリプルアクセルにトライしている岡田の、全日本ジュニアでの初成功に期待がかかる。
