“庶民の味方”の100円ショップにも物価高の波が…。
利益が減少する中、“実質値上げ”も余儀なくされている店を取材した。
「8本売り」だった電池は4本に
6日にイット!の取材班が訪れたのは、都内にある個人経営の100円ショップ。

40代女性:
何かほしいなとか、必要なものがあるときは100円ショップをのぞくっていうのが、私のルーティンっていうか。
60代女性:
物価高なので、ちょっとでも安い物購入したいじゃないですか、ちょっと我慢しちゃったりするじゃないですか、高いと。

こちらの男性は、自分で「すのこ」を作るために材木を購入していた。
80代男性:
全然安いですね、1本100円だからね、これで300円、これで400円、消費税が入って770円だから全然安いですよ。
止まらぬ「物価高」の中でも低価格で買い物ができる“庶民の味方”の100円ショップだが…。
30代女性:
“100均”もちょっと高くなったと思います。割合減ったなとかは感じているので。
(Q.例えば具体的にどんなものが?)
封筒とか、フィルムとか枚数が減ったなとか、紙が薄くなったなとか感じます。

100円ショップにも、「物価高」の影響が及んでいるという。

100円ショップ ぴっくあっぷ大山店 三坂護社長:
100円ショップとうたっている以上、100円で売らなきゃいけない。原価があがったけれども、売価が100円で変えられないんですよ。変えられないから利益がどんどんどん減っちゃう。そういう状況ですよね、100円ショップは。

実際、もともと8本売りだった電池は半分の4本にしたり、ごみ袋も枚数を減らしたりと“実質値上げ”を余儀なくされているという。

100円ショップ ぴっくあっぷ大山店 三坂護社長:
これも値上げの案内、こんなに全部あがっちゃうんですよ。64円が73円、55円が63円とか、10円ぐらいだけど10円が厳しい。
ほかにも…。

100円ショップ ぴっくあっぷ大山店 三坂護社長:
これなんかね。これはちょっと前はなんとかギリギリ100円でできたんですよ。原価があがちゃって(売値)200円。200円じゃないと売れないんですよ。
食品の売り場にはアメだけが…
さらに、売り場面積にも変化が…。

100円ショップ ぴっくあっぷ大山店 三坂護社長:
こっち側(の棚)全部食品で、だけど値上がりしちゃって100円でできるものほとんどなくなってしまって、今そこにどうしてもっていうんで、アメだけ。これだけやっているんです、なんとか。
こうした物価高を受け、閉店を余儀なくされた店も。

神奈川県川崎市にある100円ショップは、2月をもって閉店することを決断。
個人経営ということもあり、地域密着を売りにしているため、簡単に値上げすることができず、経営が厳しくなったからだという。
取材したこちらの姉妹店も、2025年夏に閉店したという。

100円ショップ ぴっくあっぷ大山店 三坂護社長:
こういうブリキのおもちゃとか、ここにしかないってものが結構あるんですよ。

現在店内の90%ほどは100円の商品だといい、今後も独自路線を売りにしていくとしている。
(「イット!」 1月6日放送より)
