中城村伊集で14日夜、大雨の影響とみられる大規模な土砂崩れが発生し、崖下に位置する民間の産業廃棄物の処理施設に大量の土砂が流れ込んでいます。
県や中城村によりますと、土砂崩れが発生したのは14日午後9時頃で、中城村伊集にあるハートライフ病院の裏手の斜面の一部が最大で幅100メートル、崖下に約370メートルにわたり崩れました。
13日からおとといにかけて降り続いた大雨の影響とみられ、崖下に位置している産業廃棄物の処理施設には大量の土砂が流れ込み、重機が埋もれるなどの被害が出ているということです。
現場一帯は山を切り開いた傾斜地で、中城村の土砂災害警戒区域に指定されています。土砂崩れによる人や周辺の住宅への被害は確認されていません。
村は16日朝から中部土木事務所とともに、土のうによる応急対応を行います。