今月、新潟県の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたことを受け、富山県は県内の養鶏場で発生した場合の対応を関係機関と確認しました。
県の会合には農林水産部や厚生部の職員などが出席し、県内の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認された場合の対応策が話し合われました。
中では、遺伝子検査で陽性と判明した場合、原則午前8時から殺処分を行うとし、1日あたり最大で480人を動員し、6万羽を処分する体制をとることが確認されました。
今シーズン、高病原性鳥インフルエンザの感染は、先月22日の北海道の養鶏場を皮切りに、今月4日には新潟でも確認されていて、この2つの道と県の4カ所で発生しています。
県はこれを受け、県内21全ての養鶏場で消石灰を用いた消毒の実施を決め、11日までに12カ所で消毒を終えたということです。