11月9日に福島県郡山市のビッグバレットふくしまで行われた「防災運動会」。福島テレビがはじめて企画した「災害体験型アクティビティ」だ。防災士でもある福島テレビ・斎藤恭紀気象予報士も参加した。

種目はすべて防災にちなんだ競技。
「防災借り物競争」は、防災に関するお題をもとに、チームごとに身近なモノを使って、対策方法を競った。例えば「割れたガラスに触れ、手から出血した際の応急処置」というものも。

競技の合間には、福テレ防災アドバイザーの松尾一郎さんなどが、災害が起きたときの注意点・心構えを分かりやすく解説していた。

その他、災害現場でも活用されている段ボールベッドの組み立て競争など、4種類の競技が行われた。
参加した子どもたちからは「段ボールのベッドだと、ホコリをあまり吸わないで済むことを知れて良かった」「みんなと協力して活動して、ケガしてる人がいたら必要な処置をすることを学べた」との声が聞かれた。

会場には、避難所での感染症予防の重要な対策として注目される、空気清浄機の展示なども行われていた。
エアドッグジャパン吉川純代さんは「避難所の空気環境を改善することで災害関連死のリスクを少しでも低減できると思う」と話す。
参加した人たちは、担当者から説明を受けながら防災への意識を高めていた。

福島テレビ
福島テレビ

福島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。