松江で開発されたプログラミング言語「Ruby」を活用し、新たなサービスや商品を開発した企業を表彰する「RubyBizグランプリ」の表彰式が11月10日、松江市でありました。
このグランプリは、松江発のプログラミング言語「Ruby」を使ったプログラムの開発を広げようと島根県が主催するもので、2025年で11回目になります。
2025年は17件がノミネート、東京に本社を置く2つの企業が大賞を受賞。
審査委員長を務めたRubyの開発者・まつもとゆきひろさんから表彰状が贈られました。
このうち、24時間利用可能な無人経営のジムを全国に1800店舗以上展開する「chocoZAP」は、利用者の体調管理や目標達成のためのサポート、ジムの入退出の管理などを一元的に行えるスマートフォンアプリを開発。
アプリで業務の効率化を図ることで店舗にスタッフを置かないと無人店舗という、新たなビジネスモデルを構築し、一気に事業拡大させた点などが評価されました。
Ruby開発者・まつもとゆきひろさん:
スタートアップ企業、ベンチャー企業のような企業がRubyを使って新しいチャレンジをするのをこれからたくさんみたいと思う。
主催した島根県はRubyを活用して、さらに優れたシステム開発やIT産業振興につなげてほしいと期待を寄せています。