釧路湿原周辺のメガソーラー建設で行政指導だ。
北海道が、業者に対し現地で土壌汚染に関する調査が終わるまでは工事を行わないよう求めた。
メガソーラー建設に行政指導
「現在の土壌調査が終了するまでの間、土地の形質変更を行わないよう求めた」(北海道 環境生活部 阿部和之局長)

釧路湿原周辺で進むメガソーラー建設。
大阪市の事業者「日本エコロジー」は、約6600枚のソーラーパネルを釧路市北斗に設置の準備を進めていますが、法令違反や調査が不十分だったことが明らかになっている。
道には、期限から7か月遅れの2025年9月5日に工事の届け出が出されているが、その後、盛り土工事に必要な土壌汚染の恐れがないかの調査報告を求められていた。

一時工事を中止
日本エコロジーは工事を一時中断し、釧路市側と話し合ってきたが、10月3日に提出された調査報告書も不十分だったため、道は22日付けで調査が終わるまで工事に着手しないよう求めた。
日本エコロジー側は応じる姿勢を示したということだ。
道は調査結果が提出され次第、適切に対応していきたいとしている。
