被災後から、わが家はペットボトルのお茶や水を箱買いし、4人家族が一週間過ごせるより少し多い約100リットル分を備蓄するようになりました。
そして「ペットボトル」なら、ロープのように色々な活用法があると気が付いたのです。
空のペットボトル活用術4選
【1】ポリタンクの代用として使う
空の2リットルのペットボトルは、水を溜めたり、災害時に給水車から水をもらったりと、ポリタンクの代用として使えます。2リットルなら水を入れても重たくなり過ぎないので、高齢者や子どもでも持ち運べる便利なサイズ。また、「捨てよう」と思ったときに捨てやすいのも「空のペットボトル」の魅力のひとつです。
【2】凍らせて保冷剤などとして使う
コンビニなどで売っている「冷凍できるペットボトル」は、災害時に色々な場面で活用できます。
・避難所まで食品を運ぶ保冷剤として
・発熱時に首や股の付け根を冷やす
・停電中に冷蔵庫に入れて涼を保つ
・停電時に冷凍庫の保冷剤になる
・溶けたら最後は飲料水にする
災害時は停電になる可能性もありますし、避難時には電気火災対策としてブレーカーを落とすことが推奨されています。そんな時でも「凍らせたペットボトル」を冷凍庫に入れておけば、温度上昇を防ぎ、冷凍食品をある程度守ることもできます。
【3】カイロや湯たんぽの代わりとして使う
寒い時期には、「ホット用のペットボトル」も防災グッズにおすすめ。
ホットのペットボトルの中には、電子レンジOKのものがあるので、レンチンで温めてカイロや湯たんぽ代わりに使えます(過去の災害データを見ても、水道やガスに比べて電気の復旧は早い)。もちろん飲料としても使えます。
【4】非常用の簡易男性用トイレ
断水でトイレが使えない、避難所でトイレが混み合っているなどの場合、空のペットボトルは、簡易の男性用トイレとしても使えます(使用後は、なるべく早く中身を適正に処分してください)。
