ことし日本を訪れた外国人旅行者の数が3900万人を突破し、過去最多を記録した去年を上回ったことがわかりました。
観光庁や日本政府観光局によりますと、11月に日本を訪れた外国人旅行者は約351万8000人でした。
2024年の11月と比べ30万人以上も上回り、11月の人数として過去最多を更新しました。
11月は紅葉シーズンの後半を迎え、欧米やオーストラリアを中心に訪日需要が高まりを見せたことなどが要因とみられます。
先月14日に訪日自粛を呼びかけた中国ですが、インバウンドの伸び率は鈍化したものの、前年と比べて旅行者数は増えているため、訪日自粛の影響は現時点では限定的と言えそうです。
これでことし1月からの累計は約3907万人で、過去最多だった去年1年間の3687万人をひと月分早く更新し、史上初の4000万人超えが確実視されています。