東京・赤坂の個室サウナで男女2人が死亡した火事。サウナ室に出入りする扉のドアノブが何らかの原因で完全に外れ、中から扉が開けられない状態だった可能性があることが新たに分かった。

15日正午過ぎ、港区赤坂の個室サウナで、サウナ室内の座席や壁が焦げる火事があり、利用していた30代の男女が死亡した。
ドアノブが外れ中から開けられず?
その後の捜査関係者への取材で、2人が発見された際、サウナ室に出入りする扉のドアノブが内と外の両方とも外れていたことが新たに分かった。

サウナ室の中から扉を開けられず、2人が閉じ込められた可能性もあり、詳しく調べている。
現場に燃えたタオル…非常用ボタン押されたか
サウナ室内には非常用ボタンがあり、押されたような形跡があるというが、作動したかどうかは分かっていない。

現場には燃えたタオルが残っていて、警視庁は16日現場検証を行い、出火と死亡との関連を調べている。

亡くなった2人はサウナ室の出入り口付近で、仕切りの扉に頭を向け、女性の上に男性が折り重なるような形で倒れていたという。
2人は肩や背中などにやけどの痕があったが、命に関わるようなやけどではないとみられている。
(フジテレビ社会部)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(8枚)
