神奈川県相模原市の障害者施設で入所者ら45人を殺傷した罪などで死刑判決が確定した植松聖死刑囚(35)の再審請求で、最高裁は植松死刑囚側の特別抗告を棄却しました。
植松聖死刑囚は2016年7月、相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人を殺傷した罪などに問われ、死刑が確定しました。
植松死刑囚側は再審請求しましたが、一審の横浜地裁で請求が棄却され、二審の東京高裁も一審の判断を支持したため、不服として特別抗告していました。
最高裁は、28日までに再審請求を退ける決定をしました。
これで再審を認めない判断が確定しました。