アメリカのトランプ大統領の来日に伴う東京都内の警備強化について、尾崎官房長副長官は27日、「移動に際しては公共交通機関を利用するなど、警備等への理解と協力をお願いする」と呼びかけた。
午後の記者会見で尾崎副長官は「トランプ大統領の来日にあたっては、関係者の安全や、関係行事の円滑な運営を確保するため、日本政府として万全な警備態勢で臨むこととしている」と説明。
そして、「アメリカ当局とも緊密に連携しつつ、首脳会談が開催される施設や、滞在する宿舎、在日米軍基地を含む関連施設等の警戒警備を強化しているほか、一行の移動にともない、必要な交通規制を実施する」と述べた。
一方で、「警備の強化や交通規制の実施により、都民をはじめ、国民には、通常よりも移動に時間がかかるなどの負担をかけることとなり、本当に申し訳なく思う」と陳謝もした。
さの上で、「29日までの大統領来日の間、都内における移動に際しては、公共交通機関を利用するなど、警備等への理解と協力をお願いする」と呼びかけた。