「森友学園」に関する公文書改ざん問題で自殺した元職員の妻が、「改ざんに関与した職員とのやりとり」に絞って文書を開示するよう財務省に申し入れました。
この問題を巡っては、財務省に改ざんを指示され自殺した近畿財務局職員赤木俊夫さんの妻・雅子さんが関連文書の開示請求を行い、これまで4回に渡り開示されています。
今月8日には、俊夫さんが送受信したメールなどが開示されましたが、膨大な量に上ることから、雅子さんは佐川宣寿元理財局長など改ざんに関与した職員とのやりとりに絞って開示するよう財務省に申し入れました。
【妻の雅子さん】「本当に紙爆弾みたいな感じで、本当に大切なところをうやむやにされている、そんな感じがします。本当に苦しんでいる夫のことを少しは思ってほしい」
改ざんの指示が誰から始まったのかなどが未だ明らかになっておらず、雅子さんは再調査の必要性も強く訴えています。
(関西テレビ「newsランナー」2025年10月17日放送)