子どもたちに伝統芸能を深く知ってもらおうと16日、秋田県男鹿市の中学校で津軽三味線のコンサートが開かれました。
男鹿市の男鹿南中学校で開かれたコンサートでは、津軽三味線世界大会で3連覇を果たした葛西頼之さんなど3人が演奏を披露しました。
生徒たちは間近で見るプロの演奏に圧倒されながらも、じっくりと聞き入っていました。
また、コンサートの途中には、生徒たちが三味線の演奏を体験していました。
体験した3年生の石井悠太さんは「一番難しかったのは指の動き。音が出たときはすごくうれしかった」とプロに教わった喜びを語っていました。
同じく3年の加藤璃奈さんは「音の強弱や細かい音の出し方が、生で見たときにしか感じられないものがあり、感動した」と話していました。
