自民党の高市総裁は、連立政権を見据えて行っていた日本維新の会の藤田共同代表との政策協議を終えました。
最新情報を自民党本部から、フジテレビ政治部・福田真子記者が中継でお伝えします。
高市総裁は協議が行われた国会を出たあと、自民党本部に戻り、役員らに協議の進捗を説明しました。
16日午後3時から始まった維新との協議は約1時間10分にわたり行われ、高市総裁は終了後、笑顔で部屋をあとにしました。
その後、午後4時20分ごろに自民党本部に到着し、麻生副総裁、鈴木幹事長ら党の幹部らと臨時の役員会に出席しました。
そして、役員会が終わり、小林鷹之政調会長が記者団の取材に応じました。
小林政調会長:
維新の皆さんと協議をさせていただきました。現時点で全て合意に至ったわけではないので。
いまのところ高市総裁は協議の内容について取材には応じていません。
また役員会では、来週に行われる首相指名選挙を含めた今後の対応について、高市総裁に一任することが決まりました。
公明党の離脱を受け、急接近となった自民党と維新ですが、自民党の若手・中堅議員からは「維新の政策には良い政策がある」「できる限り協力して総理氏名で高市早苗と書いてもらうべきだ」との声が出ていて、党内でも協議の行方に大きな注目が集まっています。