16日午前、岩手・北上市の温泉旅館で、露天風呂を清掃していた従業員が行方不明となり、付近に血痕が見つかりました。
クマに襲われたとみられています。
16日午前11時過ぎ、岩手・北上市の瀬美温泉で、露天風呂を清掃していた男性従業員の姿が見えず血痕があると、支配人が警察に通報しました。
警察によりますと、清掃は男性が1人で行っていましたが、露天風呂では清掃道具が散乱し、血痕は柵の外へと続いていたということです。
警察は、クマに襲われた可能性が高いとみて、男性の捜索にあたっています。
この温泉から1.8km西側では、10月8日、キノコ採りに出かけてクマに襲われたとみられる男性の遺体が見つかっています。