坂井市内の30代の女性が、架空請求詐欺で120万円余りの被害にあったことが分かりました。
 
警察によりますと、10月8日、女性のSNSアカウントに見知らぬ人物からSNSで鞄のPR動画作成を依頼するダイレクトメッセージが届きました。別のSNSのアカウントに誘導され、動画12本を40万8000円で作成するという架空の話を持ち掛けられ契約を結んだところ、報酬を受け取るためのサイトを案内されました。
  
女性は、報酬を受け取るために用意された架空のサイトから出金しようとしたところ、サイトが凍結したためサポートセンターに連絡するようメッセージが表示され、リンクを開くと再び別のSNSアカウント上で「凍結を解除するには入金してもらう必要がある」といわれたため、10月14日に指示された銀行口座にATMから40万8000円を振り込みました。
   
しかし、その後も報酬を出金することができず、サポートセンターのリンクからやり取りをしたところ、「審査金を振り込めば出金できるようになる」などと言われ、10月15日に81万6000円を金融機関の窓口で振り込み、合わせて122万4000円をだまし取られました。
  
振り込み手続きが完了した後で、詐欺を疑った金融機関の職員からの助言で女性が警察に相談し、被害が発覚しました。
 
警察がさらに詳しい経緯を調べています。

福井テレビ
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