優れた功績を残した消防士を表彰する「県民の消防士」の選考委員会が16日、福井市内で開かれ、嶺北消防組合の竹川忠治消防司令が選ばれました。
今年で27回目を迎える「県民の消防士」の選考会では、11人の選考委員が候補となった9人の功績を元に協議しました。
その結果、今年は嶺北消防組合の竹川忠治消防司令（52）が選ばれました。
竹川消防司令は2016年にあわら市内で観光バスが水田へ転落、観光客25人が閉じ込められた事故で、乗客の救急救助活動の陣頭指揮を取りました。
さらに、自らも傷病者の治療や搬送の優先順位を決めるトリアージを行い、一連の救助を円滑に進めたことなどが評価されました。
表彰式は11月17日に福井テレビで開かれます。
