日本維新の会は16日、両院議員総会を開き、自民党との連立政権に向けた対応を執行部に一任することを決めました。
日本維新の会・藤田共同代表:
どこまで踏み込むかについては、いずれにしても大義が必要。私はじめ執行部にご一任をいただくという形で議決がなされた。
維新は午前8時から両院議員総会を開き、出席者から連立入りについて「歴史的な大義がある」「自民党の体制を変えさせる」などと前向きな声が多くあがったということです。
維新は20日に改めて総会を開き、対応を最終判断する方針です。
一方、国民民主党の玉木代表は15日夜、維新が野党間の連携協議にも参加していることから「二枚舌みたいな感じで残念だ」と維新の対応に苦言を呈しました。
立憲民主党・野田代表:
あくまでやっぱりゴールというのは、野党主要の3党が固まった上に公明党が加わり、そして政権を取るということです。
立憲民主党の野田代表はフジテレビの「サン!シャイン」で、野党統一候補の擁立に向けて引き続き協議を続ける姿勢を強調しました。
立憲、維新、国民の野党3党は午後、幹事長会談を予定していて、来週の首相指名選挙に向けた与野党の駆け引きは山場を迎えています。