今年発表された「線状降水帯予測情報」の的中率は目標を下回る見通しの14パーセントでした。
大雨をもたらす線状降水帯が発生すると災害の危険性が高くなるため、気象庁は発生が予測される半日前に線状降水帯予測情報を発表します。
2025年はこれまで線状降水帯が17事例発生し、うち12事例は予測出来ましたが、線状降水帯予測情報の的中率は14パーセントで去年より少し上がったものの、目標の25パーセントに届かない見通しです。
気象庁の野村竜一長官は、「防災上見逃しは避けたい。空振りは多いが補足率を積み重ねて的中率を上げていけると思う」と述べています。