埼玉県鶴ヶ島市の老人ホームで入所者2人が殺害された事件で、逮捕された元職員の男が、施設に入る際に「職員用の出入り口で4桁の暗証番号を入力して鍵を開けた」という趣旨の供述していることが分かった。

木村斗哉容疑者はきのう未明、鶴ヶ島市の介護付き老人ホームで入所者の小林登志子さんに刃物のようなもので切りつけるなどして殺害した疑いで16日朝、送検された。

その後の取材で木村容疑者が「職員用の出入り口で4桁の暗証番号を入力して鍵を開けて建物内に入った」などと供述していることが分かった。
木村容疑者は2024年7月までこの施設で働いていて、施設側によると暗証番号は変わっていなかったという。

警察は木村容疑者が事前に刃物を準備していたことなどから犯行に計画性があったとみて動機の解明を進めている。
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(7枚)