東京・八王子市の車通りが多い道路で、車が自転車に接触。
自転車はその衝撃で倒れてしまいますが、車はそのまま走り去っていきました。
ひき逃げの瞬間です。
被害に遭った女性は当時、何が起きたか分からなかったといいます。
被害者:
その時は分からなかったんですけど、なんか後ろから衝撃を受けて、自転車ごとバーッと吹っ飛んだというか転んでしまって、前かごの荷物がバーッと散ったので、その瞬間“事故かな”と思った。
すぐ目の前にはガードレールがありましたが、女性はその直前で倒れたため、擦り傷や打撲といった軽傷で済んだといいます。
しかし接触したタイミングが遅かった場合、大事故になっていた可能性もあります。
ひき逃げした車の後ろを走っていた運転手は、事故直前の運転におかしな点があったと話します。
後ろを走っていた運転手:
「左にずいぶん寄って走ってるな」とは思いました。映像でも、何でもないときにもかなり左に寄ってますよね。
事故の10秒ほど前にはセンターライン付近を走っていましたが、徐々に左へ。
事故を起こした後には、数メートル先でブレーキランプが点灯しますが、車が戻ってくることはなく、この先のコンビニに入っていったということです。
被害者の女性は強い憤りを感じています。
被害者:
すごく悪質ですよね。恐怖が蘇るというんですかね。もっと大きな事故になりかねないし、人に当たったのに逃げるような人は、やっぱり車に乗る資格がないと思います。
警視庁は、逃げた運転手の行方を追っています。