秋田県仙北市上桧木内地区を走る秋田内陸線の沿線で実施される「田んぼアート」は、2026年は休止されることが決まりました。
秋田内陸線の沿線では、毎年5つの地域で地元のボランティアなどが稲の色合いで描く田んぼアートを制作していて、工夫を凝らした様々なアートで列車の乗客を楽しませています。
上桧木内駅前の田んぼには2025年、秋田犬や花火、紙風船が描かれました。
ところが、8月の記録的な大雨で近くの桧木内川が氾濫し、田んぼに土砂や木が流れ込みました。ボランティアの力を借りて流木などを撤去し、稲を刈り取りましたが、すべての土砂を取り除くことはできていません。
そのため、2026年は上桧木内駅前のアートの制作が中止されることが決まりました。このほかの4つの地域では、例年通り制作されるということです。