中部電力は浜岡原発1号機の原子炉解体に着手したと発表しました。商業用原子炉の解体着手は2号機に続き国内2例目です。

2009年に運転を終えた浜岡原発の1号機と2号機は廃炉にむけた解体が進められていて、原子炉の解体は2024年12月に原子力規制員会が認可しています。

中部電力によりますと、10月7日に1号機の原子炉の解体工事に着手し、原子炉容器の上ぶたを取り外しました。

上ぶたは11月末頃に切断を開始し、廃棄先が決まるまでは建屋内で保管される予定です。

商業用原子炉の解体は3月に始まった2号機に続き国内2例目で、中部電力は2042年度までの廃炉完了を目指しています。

テレビ静岡
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