10月の2週にメキシコで発生した大雨による洪水などで、これまでに64人が死亡し少なくとも65人が行方不明となっています。
メキシコ政府によりますと、10月6日から9日にかけての大雨で、ベラクルス州など4つの州で洪水や地滑りが発生し、6歳の男の子が土砂に巻き込まれるなど、これまでに64人の死亡が確認されました。
現在も65人の安否がわかっていません。
ベラクルス州ポサリカでは川が氾濫し、水位が最大で約4メートルまで上がり、住宅街を襲ったということです。
また、流れ込んだ土砂などで多くの道路が寸断され、現在もベラクルス州北部で約80の集落が孤立しているということです。
メキシコ政府は軍など約1万人を投入し、孤立した地域に水や食料を届けるなどの懸命な救援活動を続けています。