イスラム組織ハマスは13日、パレスチナ自治区ガザで拘束していた人質のうち生存している20人全員を解放しました。
今後はハマスの武装解除などが焦点となります。
テルアビブ市民:
素晴らしい奇跡だ。毎分心から感謝し、戻ってきた人の回復を願っている。
ハマスから解放された人質20人は健康診断を受けた後、家族と約2年ぶりの再会を果たしました。
また、死亡した人質28人のうち、ハマスは4人の遺体を返還し、残る遺体についても返還を進める方針で、これによりガザ地区における停戦合意の第一段階は大きく前進しました。
一方で、恒久的な停戦に向けてはハマスの武装解除が条件となっていますが、ハマス側は拒否していて交渉は難航する見通しです。
イスラエル政府は、交渉が決裂すれば戦闘を再開する可能性もあり、停戦が続くのかは不透明な状況です。