10月10日にホーム開幕戦を迎えたプロバスケットボールの福井ブローウィンズ。終盤までリードを許す苦しい展開でしたが、4000人近く集まった観客の大声援を受け見事、シーズン初勝利をあげました。白熱の試合の模様をお伝えします。
岩手ビッグブルズを迎えて戦う注目のホーム開幕戦。会場のセーレン・ドリームアリーナはレーザー光線が飛び交うライブ会場さながらの雰囲気に包まれ、約3900人の観客が集まりました。
最初の攻撃は福井から。大歓声が選手を後押しします。
第1Qは、世界最高峰のバスケットボールリーグNBAでのプレー経験があるライアン・ケリーが攻守にわたって活躍。福井が4点のリードを奪います。
しかし、第2Qは攻撃が停滞。岩手に逆転を許し13点を追いかける苦しい展開になります。
そんな重苦しい空気を変えたのはチームの司令塔・藤澤でした。シュートを相次いで成功させ、第4Qでついに逆転に成功します。
このままリードを守り切り、ホーム開幕戦で今シーズン初勝利をあげました。
藤澤選手は「勝ちましたー!!きついときにみんなで粘ってバスケットできたのはみなさんの応援のおかげ」と興奮した表情で語ってくれました。
また観客らは「きょう娘の誕生日。素晴らしい開幕戦だった。すごかった。最高」「最後はドキドキだったが大興奮だった。絶対勝てる気持ちで見ていて、勝てて良かった。また勝利を見せてほしいです」と笑顔で話していました。
ホーム開幕戦を劇的な逆転勝利で飾ったブローウィンズ。11日の第2戦は84-53で快勝して2連勝。通算成績を2勝2敗としました。
次の試合は15日、福井市のセーレン・ドリームアリーナで信州ブレイブウォリアーズと対戦します。