4月に開幕した大阪・関西万博も、13日がフィナーレ。

13日の会場はどうなっているのか?
現地で取材している広瀬修一キャスターが中継でお伝えします。

万博会場では青空が広がっていて、とても天気がいいです。
日なたには日傘をさした人の列ができていて、アメリカ館とフランス館に並ぶ人たちの列になっています。

奥にパビリオンがありますが、パビリオン近くは大変な人の数です。
先ほど先頭近くの方に話を聞くと、2時間並んでようやくパビリオンに近づけたという話が聞けました。

大屋根リングの上にも下にも、たくさんの人が集まっています。
リングを一周散歩すること自体が13日で最後かもしれないということで、皆さん最後の一周を楽しんでいます。

リングの内側にも、歩くのがなかなか進まないくらいたくさんの人がいて、芝生の上で休んでいる人もいます。

13日は最終日ということで、色々なイベントが行われます。

午後4時ぐらいからは各国の地域、そして国の旗を持った人たちが西ゲート付近から出発してリングの下を通り、東ゲート付近まで行進する「フラッグパレード」が行われます。

ゲートの奥にも旗が見えますが、これらを一斉に下ろすイベントが午後5時30分ごろに行われ、6時35分ごろになると花火が打ち上げられます。

そして、午後8時30分に水上ショーが行われ、午後10時になると、184日間あった万博がとうとうフィナーレ、閉幕ということになります。

SPキャスター・橋下徹氏:
リングは200メートルは保存して、上にも上がれるような状況で残ることになっています。

青井実キャスター:
そういう意味では万博は技術や文化、その辺りを残していくことが重要なわけですが、吉本興業のパビリオンで行われていた万博カラオケや、日本の文化である盆踊りとかカラオケを、お金を多くかけずにシンプルな形で世界にアピールしていたブースなどもあったわけですけど、これも含めて万博だったわけですよね。

SPキャスター・橋下徹氏:
目に見えるものだけがレガシーじゃなくて、むしろ技術とか文化とか目に見えないものをしっかり残していこうというのが今回の万博のテーマだったので、まさにこれがそうですよね。

青井実キャスター:
技術も含めて、もしかしたら今回見た技術が10年後とかに当たり前の世の中になっているかもしれませんね。

SPキャスター・橋下徹氏:
30年後、40年後、50年後に、iPS細胞で作られた内臓・臓器が移植されるなんていうことがね。あの時の2025年万博の技術が!なんてことが言われるんじゃないですかね。