オリンピックの金メダリストで、現在は敦賀気比高校レスリング部を指導している金城梨紗子選手が、11日、現役引退を発表しました。
引退の表明は11日、自身のSNSで発表されました。
オリンピックではリオ・東京大会で金メダル、世界選手権では4度の優勝を果たし、日本のレスリング界を引っ張ってきた金城選手、SNSでは自身の競技人生について「何ひとつ思い残すことのない良いレスリング人生だった」と振り返りました。
石川県出身の金城梨紗子選手は、結婚をきっかけに敦賀市に移住し、夫の希龍さんとともに敦賀気比高校レスリング部で指導に当たっています。
去年10月の世界選手権では、日本レスリング界で初となる母親としての優勝を果たし、1月には県からスポーツ特別賞が贈られました。
今後については、妹の恒村友香子選手のコーチをしながら色々なことに挑戦していきたいとしています。
