12日、北アルプス前穂高岳で大阪市の公務員の64歳女性が下山中に滑落して、けがをしました。13日朝、警察の救助隊員が同行して下山しました。
12日午後4時ごろ、女性の同行者から「滑落してけがをした」と110番に救助要請がありました。
警察によりますと、女性は12日、涸沢から奥穂高岳を経由して下山中、前穂高岳の重太郎新道(標高約2450メートル)で滑落して、けがをしました。
北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動し、女性を救助、12日午後6時半ごろ、付近の山小屋に収容しました。
一夜明け、女性は自力下山が難しく、長野県警山岳遭難救助隊員が出動し、13日午前10時ごろ、同行下山しました。左手首をけがしているということです。
女性は11日、2人パーティで上高地から入山していました。