若狭町の事業者らが人材を共同で採用し、季節や時間帯などに応じて職場を変える「マルチワーク」を活用した県内初の取り組みを進めています。
この取り組みは、国の「特定地域づくり事業協同組合制度」を活用するもので、若狭町内の農業や飲食業などの事業者を対象に説明会も行われました。
この制度は、人口減少で人手不足に悩む複数の事業者が共同で働き手を採用し、季節や時間帯などの需要に応じ各事業所で働いてもらう仕組みです。
働く側にとっても、マルチワークを行うことで仕事が少ない地方でも安定した収入を得られ、移住・定住につながることが期待できます。
県内初のこの取り組み、事業開始は来年4月の予定です。
