愛媛県の松山地方の秋祭りで、松山市内の会場の一つの公園でこれまで許可なく見物用の足場が設置されていたとして、警察が松山市に対策を要望していたことが10日までに分かりました。今年は足場の設置が確認されてないとしています。

松山秋祭りでは毎年10月7日、都市公園の石手川緑地で4団体が鉢合わせを実施。関係者によりますと、これまで見物用に足場が設けられていました。

警察は、この足場が都市公園法で公園の占用許可を受けていない工作物にあたる可能性があるとして、今年の祭りを前に松山市に口頭で対策を要望していたことが分かりました。

松山市はこの要望を受け、許可のない工作物の設置が禁止であることを呼びかける立て看板や貼り紙を事前に公園に設置。今年は足場の設置は確認されなかったということです。

松山市は「足場の設置はこれまで知らなかった」などと説明。都市公園法に触れていた可能性については「足場を見ていないので何とも言えない」としています。

都市公園法では公園内に工作物を設置する場合は占有許可の申請を義務付けていて、違反した場合は6カ月以下の拘禁刑または三十万円以下の罰金に問われます。

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テレビ愛媛
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