秋田県内では詐欺被害が相次いでいます。男鹿市に住む男性は、投資の名目で現金約1000万円をだまし取られました。また、秋田市や北秋田市でも100万円を超える詐欺被害が発生しています。
男鹿市に住む70代の男性は7月上旬、スマートフォンで「AI株式診断」と検索して見つけた株式投資に関するサイト内で、2つのLINEグループに招待されました。
男性は8月上旬にLINEグループで「3カ月で利益率600%を達成した」などのメッセージが複数投稿されたため、それを信じ「投資を始めたい」とメッセージを送信すると、投資用アプリをインストールし指定口座に投資資金を送ることを求められました。
男性は、指示通りに10月3日までの間に10回にわたり計約1000万円を振り込み、だまし取られました。
10月7日に金融機関から警察に男性が詐欺被害に遭っている可能性があるとの情報提供を受け、被害が明らかになりました。
この他、秋田市に住む30代の男性は、警察官を名乗る男から電話があり、現金187万円をだまし取られました。
また、北秋田市に住む60代の男性は、国民年金機構の職員を名乗る男から自宅に電話があり、現金110万円をだまし取られるなど、県内各地で詐欺被害が相次いでいて、警察が注意を呼びかけています。