秋田県八郎潟町の50代の男性職員が、盗撮目的で町役場の女子トイレに小型カメラを設置していたことが分かりました。町は10月中にも男性を処分する方針です。
八郎潟町によりますと、8月5日午後2時過ぎ、女性職員が町役場の3階の女子トイレで便器の中に落ちている小型カメラを見つけ、総務課の職員を通じて警察に届け出ました。
町が調査したところ、9月中旬に50代の男性職員が名乗り出たため、話しを聞いたところ「自分がやった」と話し、盗撮目的でカメラを設置したことを認めたということです。
男性職員は名乗り出る前の9月1日、「8月4日の閉庁後に女子トイレの明かりがついていることを不審に思い、ノックして入るとカメラがあった。自分は設置していない」などと町に説明していました。
小型カメラの記録媒体には、設置したとみられる人物の手以外は映っていませんでした。
男性職員は自宅待機中で、町は10月中にも処分する方針です。