9日夜、秋田県湯沢市の小安峡近くの国道で、歩いて家に向かっていた77歳の女性が突然現れたクマに襲われ、顔や肩などにけがをしました。
9日午後8時50分ごろ、湯沢市皆瀬小湯ノ上の国道398号線で、仕事を終えて歩いて家に向かっていた77歳の女性が、山の方から走ってきたクマに襲われました。
女性はクマにひっかかれるなどして市内の病院に搬送されましたが、顔や肩などにけがをしました。
警察によりますと、近所の住民が女性の叫び声が聞こえ外に出ると、女性が顔から血を流していたということです。
現場は住宅や温泉施設が立ち並ぶ地域で、観光地の小安狭大噴湯から約850メートルの地点です。
県内では2025年、30人がクマに襲われ、このうち1人が亡くなり29人がけがをしています。