ロシアのプーチン大統領は9日、2024年12月に起きたアゼルバイジャンの旅客機墜落について、「ロシアのミサイルの破片で損傷した」と責任を初めて認め、アゼルバイジャン側に謝罪しました。

プーチン大統領は9日、アゼルバイジャンのアリエフ大統領と会談し、2024年12月に起きたアゼルバイジャンの旅客機墜落について、ロシア軍が発射したミサイルが墜落につながったことを認めました。

プーチン氏は「ウクライナのドローン3機がロシア領内に侵入したことを受けてロシア軍のミサイル2発を発射したものの、旅客機から約10メートルの距離で恐らくミサイルの自爆装置が作動して爆発し、破片が当たったことで墜落した」と説明しました。

ロシア・プーチン大統領:
発射された2発のミサイルは航空機に直接命中しませんでした。もし命中していれば、その場で墜落していたでしょう。

この墜落では乗客乗員など38人が死亡していて、プーチン大統領は今後、補償を含め必要な措置を講じるとしています。

フジテレビ
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国際取材部
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