秋田県大仙市の児童が9日、地域でとれたサケを味わいました。サケ漁は10月に始まったばかりで、とれたての恵みが学校給食で提供されました。
大仙市の花館小学校の9日の給食は「餃子」。実はこの餃子には、地域でとれたサケが使われているんです。
地区では明治時代からサケ漁が盛んに行われていて、児童たちは毎年サケの稚魚を放流しています。
大きく育ったサケが水揚げされ、9日は市内13の小中学校の給食にサケ餃子が提供されました。
「おいしい給食いただきます!」
児童たちはサケの食感と風味を確かめながら餃子を味わっていました。
児童は「おいしい」「少しサケの味がしておいしかった。地元の食文化を大切にして残さないで食べていく」と話していました。
サケ餃子の給食は、10月29日までに市内すべての小中学校で提供されます。
なお、サケ漁は11月下旬に最盛期を迎え、漁獲量は例年並みの5000匹が見込まれています。
11月には、ことし獲れたサケのつかみ取りを行う予定です。