米軍は9日、嘉手納基地で今年6回目となるパラシュート降下訓練を実施しました。

パラシュート降下訓練は原則、伊江島補助飛行場で行う事が日米で合意されていますが、米軍は2023年12月以降、例外的措置として嘉手納基地で連続して訓練を実施していて、9日は午後5時30分までに7回兵士の降下が確認されました。

米軍は伊江島補助飛行場の滑走路の補修が必要なことから嘉手納基地で訓練を行っていると説明していますが、9日は滑走路を使う必要がないヘリコプターで訓練を実施しました。

ヘリコプターを使った降下訓練は4月以来2度目となります。

嘉手納基地での訓練は9月26日にも行われたばかりで、県は8日、米軍や沖縄防衛局などに対し訓練の中止を要請していましたが、聞き入れられませんでした。

沖縄テレビ
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