5月から9月にかけて沖縄県内で熱中症で救急搬送された人の数は1500人を超え、過去最多だったことがわかりました。
消防庁は、5月から9月末までの熱中症による救急搬送に関する速報値を発表し、それによりますと、県内は1509人が搬送され、死亡者数は7人といずれも過去最多となりました。
年代別でみると、65歳以上の高齢者が762人で、全体の半数を占めています。
発生場所は住居が533人と最も多く、次いで屋外が280人、道路が206人となっています。
また、9月は2024年のおよそ2倍となる240人が救急搬送されています。
県内は今年、9月の最高気温としては過去最高となったほか、10月に入ってからも那覇市で猛暑日に迫る34℃を観測するなど、記録的な暑さとなりました。
9日も八重山地方に熱中症警戒アラートが発表されていて、しばらく暑さ対策が必要となりそうです。