企業の倒産件数が、上半期としては12年ぶりに5000件を超えました。
帝国データバンクによりますと、2025年度上半期の企業の倒産件数は5146件で、8半期続けて増加しました。
建設業では1000件を超えたほか、サービス業は1350件近くとなり、2000年度以降で最多となりました。
人手不足などを背景にした中小企業の倒産が多く見られるということです。
1月から9月まででは、「学習塾」の倒産件数が37件と、過去最多ペースで推移していて、少子化の中、生徒の争奪戦が激しさを増している実態が浮き彫りになっています。
テレワークが進んでクリーニングの需要が減る中、「クリーニング店」では、倒産や休廃業などが高水準となっています。