あるウェディングフォト会社をめぐり、利用者から「約束通りに写真が届かない」「連絡がつかない」などのトラブルが続出している。会社代表は「順次対応している」「詐欺ではない」などと回答したというが、会社のSNSは更新され、年内の撮影を受け付ける案内も出ている。弁護士は「写真を送るつもりがない場合、詐欺罪の可能性が高い」と指摘する。
「ウェディングフォト」をめぐるトラブルが続出
人生最高の瞬間を写真に収める“ウェディングフォト”。
あるウェディングフォト会社を巡り、トラブルが続出する事態となっている。
被害を訴える女性：
本当に楽しみにしていて、こんなこともあるんだなというショックが大きかった。
問題となっているのは、福岡県にある会社だ。
被害を訴える男性：
しっかりしたホームページもあって、ちょっと信用してしまった。
九州に住む20代の男性は、2024年の秋ごろウェディングフォトを依頼。
撮影プランなど全てLINE上で行い、2025年1月に200枚ほど撮影を行ったという。
本来なら2月に写真データが届くはずが…。
撮影した写真は一切送られてこず、返金を依頼したくても依頼した会社とは連絡がつかない状況だという。
被害を訴える男性：
撮影日から2週間で元データがもらえて、レタッチ（写真補正）を加えたデータが2週間程度で手元に届くという話だったんですけど、一切何もありません。一切連絡も無視されている。
九州に住む別の女性は、写真の他に動画撮影など約30万円のプランを支払い、300枚ほど撮影。
写真データは来たが、注文した動画やフォトブックなどは届かなかった。
被害を訴える女性：
既読が初めはついていたが、今は未読無視。もう数カ月たっている。
関西に住む女性は、撮影前に一身上の都合でやむを得ずキャンセルの連絡をし、すでに振り込んだ15万円以上のうち50％が戻ってくるはずだったが…。
関西在住（20代）：
返金対応もされていない、なにも返事もいただいていない状況。
2026年の5月に結婚式を控えた女性は、前撮りとしてウェディングフォトを依頼。
しかし、料金を支払ったあとから連絡が滞ったことに違和感を覚え、撮影前にキャンセルを申し込んだという。
被害を訴える女性：
向こうとしては、そっちの勝手な判断だからキャンセル料半額だけ返す。支払期日を10月末にと言われてはいるが。
すると先週、会社の代表から連絡がありこう言われたという。
