アメリカのホワイトハウスの高官はトランプ大統領がノーベル平和賞の受賞を逃したことを受けて「ノーベル委員会は、平和よりも政治を優先した」と選考結果への不満を示しました。
ホワイトハウスのスティーブン・チャン広報部長は10日、2025年のノーベル平和賞に南米ベネズエラの野党指導者マチャド氏が選ばれたことについて公式の投稿を引用してSNSでコメントを発表しました。
その中でチャン氏は、「トランプ大統領は今後も和平協定を結び、戦争を終結させ、命を救い続ける」とした上で、「ノーベル委員会は平和よりも政治を優先していることが証明された」と記し、選考結果への不満を示しました。
一方、平和賞を受賞したマチャド氏は10日、SNSで「この賞を、苦しむベネズエラの人々と、私たちの大義を決定的に支持してくれたトランプ大統領にも捧げます」と投稿し、トランプ氏に敬意を表しました。