男性を殺害しスーツケースに入れ多摩川に遺棄した罪などに問われている元交際相手の女に懲役17年の実刑判決が言い渡されました。
この事件は2023年12月、動画配信をしていた原唯之さん(当時46)の遺体が川崎市の多摩川の河川敷からスーツケースに入った状態で見つかったもので、元交際相手の西高舞被告(33)が家族ら5人と共謀して原さんを殺害し死体を遺棄した罪などに問われているものです。
3日の判決で横浜地裁は「被害者が西高被告やその家族を誹謗中傷していたしていたことは決して許されず悪かったことは否定できない」とした一方で、「被害者の落ち度として、ことさら強調すべきものではない」と指摘しました。
その上で、「殺人や死体遺棄の実行行為を担っていないとしても主導的な立場に位置づけられる」として西高被告に懲役17年の実刑判決を言い渡しました。