移民問題で揺れるイギリスで1日、「ピンクレディーズ」と呼ばれる女性団体が反移民を訴えるデモを行いました。
首相府の前では、ピンクの服を着た女性たちが「私たちは右翼ではない。安全と子供のために戦っているんだ」と訴えています。
「ピンクレディーズ」は母親や祖母を名乗る市民が中心としたグループで、1日、100人以上がロンドン中心部で移民を受け入れるためのホテルの設置などに反対の声を上げました。
デモ参加者は「子供と私たちの文化を守るためだ」「男性が声をあげれば『極右』と言われる。女性が声を上げるときは、我慢の限界ということだ」と主張しました。
一方、現場には差別に反対するグループも集まり、双方がにらみ合う場面も見られました。
ピンクレディーズ側は「極右ではない」と主張していますが、その活動に批判や懸念も強まっています。