仙台市は、国勢調査を担当していた市の委託調査員が「調査員証」を紛失していたことを明らかにした。
市によると、9月27日午前9時ごろ、青葉区内の国勢調査員を務めていた60代の男性が、身分証明書である「調査員証」が入ったカバンの紛失に気づいた。
その後、移動経路をたどるなどして捜索したが見つからず、警察に遺失届を提出したという。
紛失した調査員証には「青葉区第443号」の番号のほか、調査員の氏名や任命期間、顔写真などが記載されていた。
悪用されると、国勢調査を装った不正な訪問や詐欺につながる可能性もある。
仙台市は「調査員が銀行口座やマイナンバーを聞き出すことは絶対にない。不審に感じた場合は、すぐに市に連絡してほしい」と注意を呼びかけている。